沖縄の空から降ル言葉

昨年のエピソードですが、
スキーへ行った時のこと。

岐阜県まで早朝から長い列車の旅
やっと辿り着いたと思ったら倒木で道が遮断。
スキー場へは行けないとのニュース・・

タクシー会社に入り、相談しても「今日は無理ですね・・」とのこと。

駅で座っていたら男性に話しかけられた。

「スキー場へ行くバス停はどこですか？」
「あ、今日はそのスキー場へは行けないみたいですよ。」と事の説明をする。
「え〜！！」と落胆する二人。
カタコトだったので、どこから来たのか尋ねたら、フィリピンという。
日本に研修に来ていて建築現場で働いているという。今日はお休みらしい。
「せっかく来たのに、スキーやりたい」というので
「一緒にタクシーで行きますか？」と誘った。

そして、タクシーで別のスキー場へ。
結構な距離があって料金メーターがガンガン加算されてドキドキしたけれど、彼らも滅多に来られる場所ではないので、まあいいかと思い、目的地へ向かう。

板を借りて初めてのスキーをする二人
時間を決めて待ち合わせをしたら
雪まるけになって戻って来た。
でもとても楽しそうだったから良かった。

時間がないので慌ててタクシーに乗り電車へ飛び乗る。
タクシーの中でフィリピンの話など色々聞いた。
セブ島出身という。

「フィリピンと沖縄は近いから遊びに来て下さい。
今度は僕らが案内します！」と言ってくれた。

一人の子は9月にフィリピンに帰ると言っていた。
僕のお母さんと言って写真を見せてくれ、
心配でよく連絡してくると言っていた。

別れた後に、インスタからメッセージが来た。

綺麗な花の写真がいっぱい送られてきて、
「セブ島に遊びに来て下さい。親切なあなたたちに多くの祝福が訪れますように」
と英語で書かれていた。

なんかこういう出会いもおもしろい。
セブ島・・行ってみようかな・・